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 ■ 2006/12/3発行 第11号
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■ 第12回 有給消化のタイミング その1

さて、今回からは、正社員の人にも関係がある内容です。

前回までで、パート・アルバイトの人でも有給休暇をもらう権利があると書きました。
ですが、現実に有給を全部消化できる会社なんかほとんどありません。

それどころか、1日取ろうとしただけで嫌味を言われるところが多いでしょう。
中には、有給休暇を申請しただけで査定を下げる会社もあったりします。

1日休んだだけでボーナスを1ランク下げられたら高すぎる休日ですよね。

そんな事情もあって、有給を取れるのは病欠のときくらいというのが現実です。
有給が残っていても欠勤扱いにして給料をカットする会社もあるようですが・・・

「じゃあ、有給なんてあってもなくても同じじゃないですか?」
そう思われる方もいるかも知れません。

ですが、退職のときになると話は違ってきます。

仮に有給が最高の40日間たまっていたら・・・
月20営業日として、2ヶ月は何もしないでお給料がもらえることになります。

この期間にボーナス支給日が重なっていたら、併せてボーナスを受け取ることも可能です。

ですから、退職時に有給休暇の消化を認めさせるかどうかは死活問題になってきます。

ところが、会社は辞める人間にはとにかくお金を払いたくありません。
そこで、どうにかして有給を全部返上させて会社を辞めてもらおうとあれこれ理屈を考えます。

次回は、退職時の有給消化に関係してよく起きる、会社と社員の攻防を見ていきます。

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