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 ■ 2006/12/23発行 第14号
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■ 第14回 引継ぎをしていたら有給が消化できない場合

前回まで、退職前に残った有給を一気に消化するのは正当な権利であると述べました。
また、会社が難癖をつけてきた場合の対処法についても触れました。

ですが、中にはどうやっても有給を消化しきれない方もいるでしょう。
引継ぎに時間がかかる業務を担当していた場合、なし崩し的に出社し続けることになります。

その場合、有給はとれず、丸損になるのでしょうか。

有給を買い取ってもらう、という方法があります。
通常は禁止されているのですが、退職直前に買い上げてもらうのは認められています。

しかし、有給の買い上げは義務ではありません。
ですから、会社側に強要することはできません。

引継ぎを急いでやるといかに会社に不利益があるかを冷静に交渉しましょう。
「引継ぎは社員の義務だ」
と言われるでしょうが、
「社員が希望した場合は有給を消化させることは会社の義務」
でもあります。

拒否されたら、仕事の手順をメモ書きして後任者に渡し、とっとと有給消化に入ってしまいましょう。
会社の思惑とおり有給を放棄すれば大損失になります。

悪口くらいは言われるでしょうが、気にする必要はありません。

ただ、同じ土地で同じ業種に転職しようという場合は少し考えた方が良いでしょう。
社長同士が知り合いだったりして、後々の再就職が不利になることがあります。

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