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 102万円損しないための「会社の辞め方講座」
 
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 ■ 2007/4/11発行 第36号
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■ 第36回 あなたのメールは覗かれている?

あなたは、会社からメールアドレスをもらっているでしょうか?
そのメールアドレスを、私用に使ってしまうことはありますか?

私は退職関係のサイトを運営している関係上、多くの問い合わせメールをいただきます。
その中には、明らかに会社のアドレスから送られたメールもあります。
「ABC@123.co.jp」とかですね。
そういう問い合わせには「個人のメールアドレスをお知らせください」と依頼します。

なぜでしょうか。
会社は、あなたのメールを覗き見しているかも知れないからです。

「そんなの、個人情報の侵害じゃないですか!」
と腹を立てるかも知れません。

しかし、実はこれは違法ではないのです。

・事前に「メールは必要な場合はチェックするよ」と周知しておくこと
・メールをチェックする目的が正当であること(職務規程違反の疑いがあるなど)
・メールをチェックする手続が正当であること(人事担当者立会いの元でやるなど)

などの条件を満たせば、会社が社員のメールを見ることは可能です。
他にも微妙な判断基準がありますが、カットします。
(興味がある方は、東京地方裁判所の2001年12月3日の判例をご覧ください)

何が怖いかというと、「社員のメールは見て当然」と思っている会社が多いことです。
上の裁判の結論だけが一人歩きしたせいかは知りません。
ですが、「条件つきOK」を「無条件OK」と考えている会社が非常に多いのは事実です。

自分が勤めている会社が勝手にメールを見ているかどうか・・・
それは、経営の中枢近くにでもいないと分かりません。

しかし、「メールは覗き見される可能性がある」以上、
会社のメールで退職の相談をするのは
「手の内を自分からさらしている」ことに他なりません。

また、転職サイトに登録してスカウトメールを受け取るなど論外です。
「いい会社があったら転職しよう」ぐらいに考えていたのが目をつけられ、
再就職先も見つからないのに辞めるはめになるかも知れません。

今はいくらでもフリーのメールアドレスが手に入ります。
会社のアドレスを使って私用メール・・・リスクだけ高くて何のメリットもありません。

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 ■ 編集後記
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今回の話を書いていて、思い出したことがあります。
私が以前に勤務していた会社で、連休明けに突然来なくなった社員がいました。

そのまま退職していってしまったのですが、私が業務データを整理するはめに・・・

そのとき、メールの送信履歴に、「企業への売込みメール」を見つけました。
送信元は、やっぱり会社のメールアドレスでした。

「会社から与えられたメールアドレスで転職活動を行う人」
を、雇いたいと思う会社があるのかどうか・・・

私はノーコメントにしておきます・・・

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