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■ 2008/3/3発行 第81号
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■ 第81回 宙に浮く退職金
今日は退職金のお話です。
退職金は、社員が辞めたら会社の通帳から支払う・・・というわけではありません。
社員の退職に備えて、会社が積み立てています。
中小企業の場合、中退共という独立行政法人に積み立てていることがほとんどです。
ここに積み立てておいたお金が、退職金になります。
なぜわざわざ外部に積み立てるかというと、経費になるからというのが大きいです。
後は、一部国から補助金も出ます。
退職後は、この中退共から書類が届きます。
それに振込先口座なんかを記入して送り返して、やっと退職金が振り込まれます。
(積み立て分以上出る場合は、差額は会社から振り込まれます)
しかし、「自分の年金が中退共から振り込まれる」
ということを理解している人は多くありません。
結果、退職後に届いた郵便物を、開封もせずに放置している人も多くいます。
知らないところから届いた郵便物なんて、
その場で開封しなければ忘れてしまうことも多いでしょう。
自分の退職金がいくらか知っていればおかしいと気づくのでしょうが、
辞めてからも自分の退職金がいくらか知らないという話もよく聞きます。
そんな人が、もらえるはずの退職金をもらわないまま過ごしています。
年金も宙に浮いていますが、退職金も宙に浮いているのです。
「まさか、そんなことないでしょう」
と思われる方へ。
2007年10月。
中退共は今までに366億円の退職金が時効になっていることを発表しました。
このお金、どこに流れたんでしょうか?
まあ、これは年金問題とは違って、受け取り側にも責任があるのですが・・・
問い合わせもできますので、「もらってないかも知れない」という方は
http://chutaikyo.taisyokukin.go.jp/access/access00.html
までどうぞ。
■ 編集後記
退職金請求権は、5年で時効にかかります。
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