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■ 2008/4/21発行 第88号
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■ 第88回 紹介予定派遣の落とし穴
ここ数年、「紹介予定派遣」のかたちで就職する人が増えてきました。
これは、「将来正社員として派遣先企業で働く」ことを前提に、
まずは派遣社員として働くという制度です。
会社側、社員側ともに、「お互いを見極めてから正社員登用に踏み切れる」
ということで人気があります。
ただ、これにはひとつ落とし穴があります。
派遣社員でいる間は、派遣先企業の勤務期間にはなりません。
これは、派遣社員は派遣「元」企業との雇用契約になっているからです。
つまり、ボーナス査定の全期間に派遣先の会社に在籍していたとしても、
「その期間は派遣社員だから」
ということでボーナスが支給されなくても、一切文句を言うことはできません。
また、有給休暇が発生するのは入社後半年からになりますが、
これも派遣社員時代は社歴になりませんので、
「正社員に登用されてから」半年後でないと有給がもらえません。
このようなことは、派遣会社の担当者も親切に教えてはくれないでしょう。
紹介予定派遣は、メリットを聞くと非常に良い制度に思えます。
しかし、派遣先の勤務期間として評価されないことによるマイナスも含めて、
総合的に考えるべきだと思います。
■ 編集後記
紹介予定派遣ですが、派遣社員として勤務するのは6ヶ月が限度になっています。
この6ヶ月の間、
もしも派遣「元」から有給休暇が与えられているなら、それは消化できます。
しかし、この有給休暇はあくまで派遣「元」の有給休暇ですから、
派遣「先」に正社員に登用された時点で消滅します。
紹介予定派遣は、こういった部分でも不利ですね。
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