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■ 2008/11/17発行 第108号
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■ 第108回 履歴書に嘘を書いたら内定取り消しになるのか?
今回は、
「履歴書に嘘を書いて内定をもらった」→「嘘がばれたら内定取り消しになるのか?」
についてです。
以前、経歴詐称がばれたときの取り扱いについて書いたことがあります。
http://www.shitsugyo-hoken.com/mag056.html
そのときの結論は、
「職場秩序に著しい不利益や混乱をもたらす」
場合に限り解雇が認められるというものでした。
では、経歴詐称がばれても内定取り消しにならないのか・・・
というとそんなに甘くはありません。
すでに入社すれば、社員としての立場は厚く保護されます(法律上は)が、
内定が出ただけの状態だと、そこまでの保護は及びません。
これは、「解雇」と「内定取消」の場合を比べて、
それが正当化される条件の厳しさを見比べてみれば明らかです。
ですので、「履歴書の嘘がばれて内定を取り消された」からといって
解雇予告手当のように何らかのお金がもらえることも期待できません。
■ 編集後記
経歴詐称がばれてしまう典型的なルートは、年金の加入記録です。
年金手帳を見れば今まで加入してきた履歴が明らかですので、
ごまかしようがありません。
そこまでチェックする会社がどれだけあるか、
といわれると中小企業では少数派であることは確かです。
もっと言うと、人手不足状態の会社であれば見てみぬふりをすることもあります。
ですが、いざ「この社員を辞めさせよう」という話になった場合、
「経歴詐称」をほじくり返して難癖をつけてきても何の不思議もありません。
人を辞めさせることに慣れている会社は、
こういう分野には非常に実践的なノウハウを蓄積しています(笑)。
何にせよ、将来にわたってリスクを抱えてしまうことは間違いないので、
経歴詐称などはしないに越したことはない、という当たり前の結論になります。
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