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■ 2009/6/29発行 第122号
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■ 第122回 退職金の罠
会社を辞めるときには、複数の手続き書類への署名・提出を求められます。
退職届や離職証明書などです。
その中で、会社が仕掛けてくる恐ろしい罠があります。
「退職金を受け取る権利を放棄します」
という同意書が混ざっている場合があるのです。
就業規則に退職金の規程があれば、会社は退職金を支払わなければなりません。
しかし、退職者本人が「退職金はいりません」
という書類に署名してしまえば、支給しなくても構わないのです。
そこで、他の書類にこっそりと「退職金を受け取る権利を放棄します」
という書類を混ぜてくる会社があります。
退職者も、書類が多くでうんざりすることが多いですから、
内容をろくに確認せず、署名してしまうことが多いようです。
こうなると、後から水掛け論に巻き込まれます。
面倒でも、署名やはんこを押すときには、
「この書類にサインすると、自分にどんな影響が出るだろう?」
と立ち止まって考えてみてください。
■ 編集後記
似たような手口で、
「有給休暇を放棄します」という書類にサインさせることもあります。
会社は退職者には1円でもお金を使いたくないのが本音です。
それはそれで仕方のないことです。
しかし、このようなやり口はだまし討ちも同然です。
後から戦うことは可能ですが、非常に面倒ですし、精神的にも疲弊します。
一番重要なのは「引っかからないこと」ですね。
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