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■ 2010/6/10発行 第138号
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■ 第138回 新卒切り&社員切り
新卒で入ったばかりの会社から、退職を強要される新卒切りが問題になっています。
昨年、内定取り消しが大きな問題になったため、いったん入社させた上で退職に追い込むという手口です。
内定取り消しは、「悪質な場合、企業名を公開する」というルールがあるため、
これを恐れた企業が脱法手法して取り入れたものと思われます。
パターンとしては
「別室に呼んで『無能』『うちには向いていない』『社会人としての心構えがなっていない』などと罵倒し続ける」
というのがお決まりです。
嫌気が差したところで、その場で辞表を書かせるのです。
しかし、ここで辞表を書くと待っているのは自己都合退職です。
どう見ても解雇(しかも正当性が怪しい)ですが、もっとも会社に都合の良い処理をされることになるのです。
これは、新卒だけではなく辞めさせたい社員には普遍的に行われるリストラ手法です。
どんなに「もうこんな会社辞めてやる」と思っても、辞表を書いては会社の思うツボです。
決してその場で辞表を書かないように注意してください。
■ 編集後記
「その場で辞表を書いてはいけない」
といっても、一日考えて辞表を出すと、さらに状況はまずくなります。
その場で辞表提出を迫られたのであれば
「判断する機会を奪われた状態で書かされた」
と主張することができます。
しかし、一日空けてしまうと
「熟考する機会があった」
として、辞表が有効なものとして取り扱われる可能性が一気に高くなってしまうのです。
会社がしかけるワナにはまらないよう
「自分から辞めると言い出したのでなければ、絶対に辞表は書かない」
ことは徹底してください。
それが身を守ることにつながります。
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