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102万円損しないための「会社の辞め方講座」
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■ 2010/9/29発行 第143号
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■第143回 「うちの会社、社会保険ないから」は通用しない
国土交通省が、社会保険に未加入だった運送会社への行政処分を発表しました。
1年間で行政処分された企業は実に148社、警告を受けた会社は235社。
運送業界は価格競争が激しく、社員の社会保険料を削っている会社が多くあったようです。
しかし、こうしたコストダウンの方法は、まともなやり方とはとてもいえません。
私がいただく相談の中にも、「社会保険に加入させてもらっていない」
というケースを多く聞きます。
社長に尋ねても「うちの会社は社会保険はない」
と言われるだけだそうです。
もちろん、こうした社長の言葉は大間違いです。
会社は、社員を雇った以上は必ず社会保険に加入させなければなりません。
細かくいうと「1ヶ月だけ勤める予定」とか「週に16時間だけ働く」
といった場合は一部の社会保険は加入義務がありません。
しかし、「一切の社会保険はない」
と言い切る社長は間違いなく嘘をついているか、勘違いをしています。
特に労災に入っていない状態で怪我などをしてしまうと大変です。
治療費が全額自分もちになってしまったら、払える人は少ないでしょう。
もし今現在社会保険に加入していないのでしたら、
「社会保険に未加入だと、行政処分をくらう」
ことを上の人に自覚してもらい、加入を促すようにしたいところです。
■ 編集後記
「加入できるはずの社会保険に加入していなかった」
というケースは、圧倒的にパート・アルバイトの方が多いです。
これは、会社の方に「非正規雇用には、社会保険はいらない」
という意識が根強くあるのが原因ではないかと思われます(もちろん勘違いです)。
社会保険に加入できるかどうかは、パート・アルバイトといった雇用形態には左右されません。
もしも「パートだから」という理由で社会保険へ加入させてもらっていないのでしたら、
なんとか加入にこぎつけるように動くべきでしょう。
事故で怪我をしたなど、万が一のとき不利益を被ってしまうのは自分ですから。
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発行者 伊東知隆
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