失業保険をもらうためには? その1~その3 失業保険.comメルマガ

はじめまして。

伊東知隆と申します。

現在、

「失業保険をすぐにもらう方法」

「退職金を上乗せしてもらう方法」

について多くの方のご相談を受けています。

 

「会社を辞めたら3ヶ月収入なしか。

生活どうしよう・・・」

 

「転職して3ヶ月で会社辞めたくなったんだけど、

失業保険もらえるのかな?」

 

こんな悩みをお持ちではありませんか?

 

このメルマガでは、

会社を辞めることを決めた人、

会社を辞めるたいと考えている人

「大損しないための会社の辞め方」とお伝えしていきます。

 

■ 第1回 失業保険をもらうためには? その1

 

会社を辞めたら、

失業保険を当然もらえる・・・

とは限りません。

 

「保険」と名前がついている以上、

保険料を払っていない人は対象外です。

保険料を払っていないと失業保険は出ない
保険料を払っていないと失業保険は出ない

「ご自分が保険料を

払っているかどうか分からない」

という方は、給与明細を見てみましょう。

 

そこで、「雇用保険」という名目で

お金が引かれていたらOKです。

 

あなたは失業保険をもらうための

掛け金を払っていることになります。

 

ところが、だからと言って

今すぐ会社を辞めてしまうと

「失業保険をもらえない」

といった悲惨な状態になることがあります。

 

これでは、払い損です。

 

次回は、払い損にならないために

押さえておくポイントを解説していきます。


関連記事:

失業保険をもらえる条件は?


 

■ 第2回 失業保険をもらうためには? その2

前回は、

「会社を辞めれば、

失業保険を必ずもらえるわけではない」

ということをお話ししました。

 

では、どんな条件を満たさなければならないのか?

 

「雇用保険料」を払っていないと

失業保険はもらえない・・・

ということはお話したとおりです。

 

ですが、

「雇用保険料」を払っていても

失業保険をもらえないことがあります。

 

なぜなら、

「失業保険」をもらうためには6ヶ月以上、

雇用保険料を払っている必要があるからです。

 

なので、入社して5ヶ月で辞めてしまうと、

「あ~あ、失業保険がもらえるのは4ヶ月後かあ・・・」

どころの話ではありません。

4ヶ月後どころか、支給ゼロ
雇用保険加入期間が足りないと、失業保険の支給は4ヶ月後どころか、ゼロ

4ヵ月後どころか、ずっともらえません。

ですが、実はこの場合でも

失業保険を受け取れる人がいます。

 

次回は、そういった

「入社半年未満で辞めても

失業保険をもらえる人の条件」

を見ていきたいと思います。

 

■ 第3回 失業保険をもらうためには? その3

前回、

「失業保険をもらうには

半年間は勤めなければならない」

と書きました。

 

ですが、中には転職して

すぐに辞めても失業保険をもらえる人がいます。

 

それは・・・

 

前の会社を辞めてから

今の会社に入るまでの間、

失業保険をもらわなかった人です。

 

で、合計すると

半年以上の勤務期間があれば・・・

 

今の会社を半年未満で辞めても、

失業保険はもらえます。

 

ヘッドハンティングされて

10年勤めた会社を辞めた

すぐに新しい会社で働き始めたが、

上司との折り合いが悪い

悩んだ挙句、3ヶ月で泣く泣く退職した

上司との折り合いが悪く退職
上司との折り合いが悪く退職。残念ですがよくある話です。

前の会社→今の会社

の間で失業保険はもらっていません。

 

このような場合は、

勤務期間を合算することができます。

 

(正確には勤務期間というよりは

雇用保険の被保険者期間といいます。

理解しやすい表現を優先していきます)

 

結構このことを忘れて、

今勤めている会社の勤務期間だけ

で考える人が多いようです。

 

では、自分から言わなくても

自動的に勤務期間を合算してくれるのか?

 

期待できません。

 

私の場合も、

最後の勤務先の勤務期間だけ

を見ているようでした。

 

合算しても金額が同じだったので

問題なしでしたが。

 

30代の場合、

勤務5年を境にしてもらえる失業保険の総額が

一気に跳ね上がります。

 

なので、勤務期間を

合算しなかったせいで大損した!

という人はかなりの多数になると思います。

 

せめてもの救いは、

損をしたご本人が

まず気づいていないということです(笑)。

 

こうして、国は税金の支出を抑えていきます。

 

次回は、

「失業保険をもらえない職業の人たち」

について見ていきます。