雇用保険不正受給 また逮捕者 -失業保険ニュース

富山県で起きていた雇用保険の不正受給ですが、
さらに逮捕者が出ました。

組織的に「勤めていない会社を解雇されたとウソをつく」
手口ですが、今までに9人が逮捕されていました。

逮捕者が二ケタというのは、ちょっと記憶にないぐらい大規模な
不正受給です。

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「個人が再就職して、雇用保険に再加入したのにハローワークに申請していなかった」
という不正受給とは悪質さの度合いが桁外れですので、逮捕もやむなしという感があります。

ちなみに↑のようなケースだと「失業保険を詐取する意思」の立証が非常に難しいので、逮捕されるまでに至るケースはまずありません。

不正受給分の失業保険を返還すれば説教されて終わりというケースがほとんどでしょう。(3倍返しまで要求されることもまれです)

・・・と、こういうことを書いたからといって、
別に不正受給を推奨しているということは全くありません。念のため。

以下、TVニュースからの引用です。

雇用保険不正受給 また逮捕者

経営実態のない会社を解雇されたなどと、
うその申請をおこなう手口の雇用保険不正受給事件で新たな逮捕者です。

詐欺などの疑いで逮捕されたのは、
富山市の無職・澤井秀彰容疑者(28)と飲食店店員・白野栄一容疑者(32)の2人です。

2人とも容疑は認めていて、被害金額は合わせて130万円程度ということです。

同じ事件での逮捕者はこれで11人で、警察では引き続き捜査を続けています。

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エセ管理職と残業手当

再就職するときに「管理職として迎え入れたい」
などと言われると、自分が評価されたようで嬉しくなるのが人間の自然な感情でしょう。
しかし、これも考え物です。

「管理職には残業代を払わなくていい」
「だから、片っ端から管理職にして残業代の負担なしに長時間働かせよう」
などと考えている会社は珍しくないからです。

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確かに、管理職には残業代を支払う必要はありません。

しかし、その「管理職」の範囲が問題です。

係長だの課長だの肩書きがつけば管理職扱いになると考えている方が多いのですが、
これは間違いです。

もう少し正確にいうと、
社内的には正しいのでしょうが、労働基準法上は間違いという意味です。

労働基準法上では、管理職というのは
「経営側と一体化している」
「経営の一端を担うにふさわしい報酬・権限を得ている」
「仕事の進め方について、上司の指揮監督を受けない」
「休日の取り方などにも、社員のような制限はない(好きにとれる)」
という方々を指します。

係長や課長で、これらの条件を満たす人を見つけるのが難しいでしょう。
つまり、それらの方々は管理職ではありません。

社内ルールで決められた「管理職」と労働基準法上の「管理職」
の範囲を混同しているために「管理職には残業代を払わなくていい」
という間違った認識が広まってしまったといえます。

「自分が管理職かどうか分からない」
という場合は、「自分がわざと遅刻してみたらどうなるか?」
と考えてみてください。

上司に呼ばれてお叱りを受けることが間違いないというなら、
あなたは管理職ではありません。

少なくとも労働基準法上の管理職ではないことは間違いないのです。

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雇用保険料を会社にだまし取られていた

失業保険をもらうためには、雇用保険へ一定月数加入しておく必要があります。

ところが、雇用保険料を社員から徴収していたにも関わらず、
国に納付していないという会社が結構な数存在しています。

言い換えると、社員から「雇用保険料」
の名目でお金を徴収しておきながら、そのお金を会社がくすねている状態です。

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この場合、いざ会社を辞めてハローワークに行ってみると
「雇用保険に加入していませんので、失業保険の申請はできません」
などという恐ろしい事態になります・・・理屈上は。

「理屈上は」
というのは、さすがにそれでは酷すぎるということで、
救済措置があるからです。

具体的には、
「ずっと雇用保険料を会社から徴収されていた」
場合は、その期間さかのぼって雇用保険に加入できるようになっています。

実は以前はさかのぼって加入できるのは「最大で2年」
でした。

しかし、これだと例えば20年勤めた人が自己都合退職で辞める場合でも
本来150日もらえた失業保険が90日になったりと、
不都合が出ていました。

退職者本人には何の落ち度もないのにそれではいくら何でも酷すぎるだろう、
ということで、近年法改正がされています。

失業保険について扱った古いサイトだと、
こういった法改正を反映していませんので注意してください。

では、ハローワークで相談すればいいのかというと
残念ながらこちらも質の低下が進行中です。

ハローワークの窓口職員は現在、派遣会社からの人材などが増えていますので、
雇用保険の専門知識は当然ですが豊富ではありません。

知識不足の人に相談し、その回答を鵜呑みにしてしまうという、
目もあてられない事態に巻き込まれます。

後から気づいたところで誰も助けてはくれませんので、
自分の身は自分で守るしかありません。

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