転職前のお供に 失業保険.comメルマガ

■第72回 転職前のお供に

今日は軽めの話題です。

 

転職先を考える場合、

「できれば今より年収を高くしたい」

と考えるのは当然です。

転職の目的は年収アップ
転職の目的は年収アップ!きれい事は抜きです

しかし、募集要項に記されている

「30歳・入社5年・年収1,000万円」

はどこまで本当なのでしょうか?

 

あくまでモデル賃金ですから、

「100人入社して1人だけが到達する領域」

でもウソではありません。

 

例え、90人が退職に追い込まれ、

残りの9人が年収200万円だったとしてもです。

 

しかし、入社してみて

その事実を知らされた場合、

ほとんどの人は騙された!

と叫びたくなってしまうでしょう。

騙された~
騙された~

さて、そうならないために、

おもしろいサービスがありますので

ご紹介いたします。

 

年収.in

2,016年12月追記  ※年収.inはサービス終了となりました。

 

検索窓に、企業名や職業、都道府県を入力すると

平均賃金が出てきます。

 

平均というのはあまりあてになりませんし、

サイト自体はお遊びに使ってもらうことを

前提にしています。

 

しかし、これでもごく少数の成功者を

取り上げる「モデル賃金」

よりははるかに実態に近くなります。

 

特に便利なのが、業界別の平均年収です。

求人広告を見て、

あまりにも業界平均との差があるのなら・・・

 

その広告に載っているのは、

「100分の1の成功者」

である可能性が非常に高いでしょう。


関連記事:

ハローワークの求人はブラック企業しかないのか

応募するだけ無駄な求人


 

■ 編集後記

「モデル賃金」

というのがいかに胡散臭いか、

お分かりいただけたでしょうか。

 

なぜこんなものが掲載されているかというと、

求人広告の内容を作るのも

サラリーマンだからです。

 

まさか広告代理店が、

勝手にモデル賃金を

記載するわけがありません。

 

担当者からしてみれば、

 

「費用をかけて募集広告を出して、

人が集まらなければ

社長から何を言われるか・・・」

 

という心理は当然働きます。

 

そこで、募集要項においしそうなネタを

ちりばめておくというわけです。

 

そのへんの事情を頭に入れて

求人情報に目を通すと、

「この会社、実は人が集まらなくて

必死なんじゃないのか??」

と見抜けるようになり、

甘い言葉に騙される危険がグッと減ります。

募集広告を作る方も必死。
募集広告を作る方も必死。

 

2.きちんとした企業なのに、怪しい求人

きちんとした会社なのに、

求人を見ると

「何か怪しい」

と感じてしまう企業もあります。

 

そこに並ぶ文言を先に見てみましょう。

 

・面接時の履歴書提出不要

・髪型、髪の毛の色、自由

・週払い可能

 

どれだけ人材が枯渇しているんだ?

と不安になるような内容です。

 

しかし、

こういった募集を、

東証一部上場企業が

出しているのです。

 

2,016年現在、

労働者人口が減少傾向にありますから、

人材が確保できなくて苦労している会社も

多く存在します。

 

上で例に出した募集条件は、

ある東証一部上場企業の、

アルバイト募集です。

 

業界によっては、

人材不足がそこまで深刻化している、

ということを示しています。

 

その業界は飲食業界。

 

ここ数年、飲食業界は、

長時間労働や

過酷な勤務条件などが

相次いで報道され、

「ブラック業界」

として敬遠される傾向が強まりました。

 

上記の条件を出している企業は、

実は飲食業界としては

離職率も極めて低く、

労働条件としては

優良な方に入ります。

 

あくまで飲食業界としては、

という条件はつきますが。

 

よくある「ブラック飲食業」

のように、

次に来たときは知らない店員ばかり

になっている、

ということもありません。

 

業界全体が敬遠されたため、

巻き込まれてしまったのだろう、

という印象です。

 

今は、悪評はすぐに拡散します。

 

逆にいうと、勢いがついた場合は、

実態以上に悪評が一人歩きします。

 

こうした職場は、実際にはブラックではなく、

その割に敬遠されるため

入社したら重宝される・・・

という良い面もあります。

 

その企業が展開しているレストランは、

私もよく行くのですが、

見覚えのある店員がほとんどで、

定着率も高いことが伺えます。