会社に殺されないためにブラック企業から身を守る方法-失業保険ニュース

1.会社に殺されないためにブラック企業から身を守る方法

ニュース性はありませんが、

おもしろい記事があったのでご紹介します。

 

入社してしまわないための「ブラック企業の見分け方」です。

 

・離職率が極端に高い会社はアウト

 

・社員数に対して、採用人数が多すぎる会社は

ブラック企業の可能性が高い

 

・「やりがい」「夢」など抽象的なフレーズを

多用する会社は怪しい

といった項目が

「ブラック企業」の特徴としてあげられています。

 

ブラック企業の離職率が高いのは当たり前ですが、

見分け方まで書いてあるのは親切ですね。

ブラック企業
ブラック企業につかまると、こうなります

また、「やりがい」などといったフレーズを

連発する会社は怪しい、

というのも本当です。

 

私もすごいブラック企業に

勤めていた時期がありますが、

社員が辞めすぎて人手不足で

困った経験があります。

(人が少なくなって直接的な被害を被るのは、

辞めた人間の仕事を

次々に押しつけられる下っ端です)

 

会社も

「この人数ではさすがに仕事が回らない」

ということで社員を募集したわけですが、

募集広告には

「やりがい」「アットホーム」

というフレーズが踊っていました(笑)。

 

具体的にアピールできることがないどころか、

実情を隠して募集したい場合・・・

 

こうした抽象的で聞こえがいい単語を

並べ立てたくなるのは、

みな同じなのかも知れません。

 

ということで、

結構信用性が高い記事だと思います。


関連記事:

ワタミの件。

労働条件は必ず確認

ハローワークの求人はブラック企業しかないのか


以下、週プレNEWSからの一部引用記事です。

 

■会社に殺されないために

ブラック企業から身を守る方法

 

誰もが進んで働きたくはないブラック企業。

 

しかしこのご時世、

次の仕事先を見つけるのは大変だし、

簡単には会社を辞められない・・・。

 

そんな悪循環にハマった人は、

自分の身をどう守ればいいのか?

 

まずはブラック企業の見分け方について、

NPO法人「POSSE」の

川村遼平事務局長が、

こうアドバイスする。

 

「まず、『就職四季報』などで、

その会社の離職率を確認してください。

 

大卒者の場合、

入社後3年以内で退職する割合はおおよそ3割。

 

1年で2割以上に達している会社は

かなり怪しいです」

 

ただし、なかには離職率非公表の会社もある。

その場合は?

 

「総社員数に対して採用人数が多すぎる場合は要注意。

4~50人規模の会社で採用人数が200人以上といった募集も、

特にIT業界などでは見受けられます。

 

しかし、3年後には当時の新入社員が

10人以下になっているケースも。

 

これも離職率の高さを表しています」

(川村氏)

 

そのほか、「やりがい」「夢」「希望」など

抽象的な文言を連呼する会社は、

給与や休日日数、福利厚生などの

待遇の具体的な条件をアピールできない場合が多く、

避けたほうがいいという。

(後略)

 

2.Q&A

Q.入社前に、ブラック企業かどうかを見分ける良い方法はありませんか?

 

A.ハローワーク求人の場合、ブラック企業・・・

というか離職率が高い求人は、

それとなく教えてもらえることがあります。

ハローワーク職員に聞く
ハローワーク職員も、「すぐに辞める」企業は勧めてこない

ハローワークの立場としては、

再就職してもらえればいいのですが、

再就職先をすぐに辞めて、

またハローワークに

戻ってこられるのも困るわけです。

 

そういう企業に面接に行こうとすると、

それとなく止められるわけです。

 

「それとなく、だったら確実性がないなあ」

と思われるかも知れません。

 

より精度を上げるには、

こちらから聞いてしまって構いません。

 

「ここ、離職率どんなもんでしょうか?」

とストレートに聞くのです。

「ずっと募集しているのを見るんですが」

と付け加えてもいいでしょう。

 

仮に、「ずっと」というほどの長期間

募集していなくてもです。

 

そうなると、ウソを教えるわけにもいきませんから、

「ここは離職率高めですよ」

と教えてもらえます。

 

他には、提示されている給与の幅が

妙に広い会社も怪しいです。

 

「月給20万~50万円」

といった具合です。

 

この場合、高給で人を釣っていることが

少なくありません。

 

ほとんどの場合、最低の20万円ももらえず、

「試用期間は15万円」

などという条件が出てきたりします。

 

ブラック企業だと感じたら、

すぐに逃げることです。

 

「せっかく面接にまでこぎつけたのに・・・」

などとためらってはいけません。

 

そんな会社、誰でも採用されるのです。